オーク樽の手入れなどのメモ
酒を寝かせるための樽を購入したので、とりあえずメモ書き。日本語の情報がまったくといっていいほど無いので結構苦労。
使用前の準備
curingと呼ばれる処理が必要。これは糊や釘を使わない樽で必要。樽を水分で膨張させ、「酒漏れ」を防ぐ。また、樽自身にアルコールが過度に吸収されるのも防ぐらしい。
- 「storing tablet」と呼ばれているものをと、熱湯(温水)を樽に満たし、3〜5日寝かせる。
- 「storing tablet」はどうも亜硫酸塩のことのようだ。
- どのくらいの量かが今のところ不明。
- 最初は液漏れがするようだが、24時間以内には止まるはず。
- 3〜5日寝かした後、熱湯(温水)で3・4回、樽をすすぐ。
- すすぎ後、すぐに酒を入れてきつくふたをする。
結構大変なんだなあ。
利用後の清掃方法
アルコールの度数の高い酒で利用する場合は2〜3回に1回 or 1〜2年に1度くらい、度数の低い酒の場合は利用するたびに清掃が必要らしい。度数が高いのとそうでないのでの清掃頻度の違いは、酒自身のアルコールによる滅菌作用からきているとの認識(どこのページを探しても本当のところの理由が書かれていないのだが…)。
ちなみに正直な話、cleaning kitなるものは売られているようだが、それが何なのかなどが不明。色々なページを見る限り、アルカリ性のもののよう。どうも炭酸ナトリウムらしい?また、アルカリを中和するための酸性のブツも使うようだが、これはクエン酸っぽい。
- なぞのアルカリ物質の溶液を樽に入れて24時間待つ。
- 24時間後、熱湯(温水)で3回くらいすすぐ。
- なぞの酸性物質の溶液を樽に満たして15分くらい待つ。
- 15分後、熱湯で3回くらいすすぐ。
- 中を空にして3時間くらい後、樽の内部を再度、焦がす。
- 焦がし方は今のところ不明。そのうちまた調査。
- 焦がした後は、例によって速めに酒を満たす。使わない場合は樽の保管方法(storing)を実践する必要がある。
cleaningはかなりなぞが多い。要調査。あまり考えないで、熱湯で樽を洗って焦がし直し(re-char)すればよいか!?
樽の保管方法
樽を利用しない場合は、きちんとしたstoring(保管)が必要なようだ。とにかく樽は菌に弱い。というか木なので、菌が発生すると使い道がなくなる模様。
- sterilizing solution(中身が不明だが、ワインでも使われている亜硫酸塩(サルファイト)のようだ)を水に溶かし、これを樽に満たす。
- 1Lにつき、sterinlizing solutionは2.2g程度か?
- 冷涼かつ湿度のある場所に保管する。
- どこか近くに洞窟はありませんか〜(泣)
結構、樽の保管も難しそうね。いつも酒を満たしているのが妥当ではないだろうか。